西岡良仁 3年ぶり芝大会白星

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全仏OPでの西岡良仁
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男子テニスのロスシー国際(イギリス/イーストボーン、芝、ATP250)は25日、シングルス1回戦が行われ、予選勝者で世界ランク102位の西岡良仁がワイルドカード(主催者推薦)で出場した同146位のL・ブロディ(イギリス)を6-3, 6-4のストレートで破り、芝大会では2021年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)以来 約3年ぶりの白星を飾り初戦突破を果たした。

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西岡は今大会、予選第7シードとして出場し、1回戦でA・フェリー(イギリス)、2回戦で予選第2シードのA・ブキッチ(オーストラリア)をいずれもストレートで下して本戦入りを決めた。

そしてこの日の第1セット、10分超えとなった第1ゲームでブレークに成功した西岡。その後のサービスゲームではファーストサービスが入ったときに全てのポイントを獲得し1度もブレークポイントを与えず。第9ゲームで2度目のブレークを奪い先行する。

続く第2セット、第3ゲームでミスもあり0-40とされた西岡はブロディにリターンエースを決められブレークを許す。それでも第8ゲーム、粘りを見せ3度ブレークチャンスを握ると最後はブロディがダブルフォルトを犯しブレークバックに成功。さらに第10ゲームで2度目のブレークを果たし1時間45分で勝利した。

この勝利は西岡にとってツアーレベルの芝コートの試合で通算2勝目。2021年のウィンブルドンでJ・イズナー(アメリカ)を7-6 (7-5), 2-6, 6-3, 6-7 (3-7), 6-4のフルセットで下して以来の勝利となった。

2回戦では世界ランク46位のM・ギロン(アメリカ)と対戦する。ギロンは1回戦で第5シードのF・セルンドロ(アルゼンチン)を7-6 (7-5), 7-6 (7-4)のストレートで下しての勝ち上がり。

また、同大会には錦織圭がドローに名を連ねており、1回戦で第6シードのM・ナヴォーネ(アルゼンチン)と対戦する予定だったが、試合直前に棄権を表明した。

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