ザン8強「タフな相手だった」

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ザン・シュアイ
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女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニス(日本/東京、ハード、WTA500)は21日にシングルス2回戦が行われ、世界ランク28位のザン・シュアイ(中国)が第2シードのC・ガルシア(フランス)を4-6, 7-6 (7-5), 7-6 (7-5)の逆転で破り、ベスト8進出を果たした。

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ザンは今大会が2度目の出場。初出場となった2011年では初戦敗退となっている。また、今年8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTA1000)で8強進出を果たし、その後の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)ではベスト16進出を決めている。

この日の第1セット、ザンは序盤で2ゲーム連取を許す。その後は互いにサービスキープが続き、40分で先行される。

続く第2セットでは序盤で3ゲーム連取に成功したザン。ガルシアに第8ゲームから3ゲームを連取されタイブレークにもつれ込むも、3度のミニブレークに成功し、59分で1セットオールに追いつく。

迎えたファイナルセット、互いにサービスキープが続くと再びタイブレークに突入。ザンは3度のミニブレークを奪い、2時間30分で勝利した。

試合後、ザンサはオンコートインタビューで「なんとか冷静にプレーしようと思ったけど、今はエキサイティングな気持ちでいっぱい。本当にタフな相手だったが、このコートではいつもそういう相手と戦ってきたと思うので、最後は勝てて良かった」と語った。

「いつも中国のファン、日本のファンがこのコートにたくさん来て応援してくれている。ありがたく思っているし、いつも皆さんが『ここは私のホームだ』と言ってくれるので、それが私のモチベーションになっていつもここに戻ってきている。この瞬間を一つ一つ大切にしていきたいと思っている」

勝利したザンは準々決勝で第6シードのKa・プリスコバ(チェコ)と世界ランク46位のP・マルティッチ(クロアチア)の勝者と対戦する。

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(2022年9月21日18時21分)
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