ジョコ賞賛「スペシャリスト」

ゲッティイメージズ
2020年大会のルードとジョコビッチ
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は13日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第8シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)を7-5, 7-6(7-1)のストレートで下し、9年連続で準決勝へ進出した。試合後、ジョコビッチは準決勝で対戦する第5シードのC・ルード(ノルウェー)について言及した。

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初顔合わせとなったジョコビッチとオジェ アリアシムの一戦は第1セット、ジョコビッチが第8ゲームで先にブレークし、第9ゲームでサービングフォーザセットを迎えるもオジェ アリアシムがブレークバックに成功。このままタイブレークにもつれるかと思われたが、ジョコビッチが第12ゲームで再びブレークし、先取する。

第2セット、サービスキープが続くなかジョコビッチが第6ゲームでブレークを奪って均衡を破るも、オジェ アリアシムが第9ゲームでブレークバック。両者譲らずタイブレークに突入するとジョコビッチが先にミニブレークに成功し、オジェ アリアシムを振り切って準決勝進出を決めた。

男子プロテニス協会のATPは試合後のジョコビッチのコメントを公式サイトに掲載。世界ランク1位のジョコビッチは同10位のルードを次のように賞賛している。

「今回も素晴らしい相手だよ。クレーコートのスペシャリストだけど、他のサーフェスでもかなり上達しているし、今年のマイアミの決勝でもプレーしているんだ。とてもハードワーカーで、ナイスガイだよ」

「僕たちはよく一緒に練習しているし、コート外でも仲良くしているんだ。明日はコート上でお互いに勝ちたいと思っているのは間違いない。今夜のようなプレーができるといいね」

なお、ルードは準々決勝で第13シードのD・シャポバロフ(カナダ)を7-6 (9-7), 7-5で下しての勝ち上がり。ジョコビッチとルードは3度目の顔合わせで、これまでジョコビッチが2勝している。2020年のBNLイタリア国際の準決勝でも対戦しており、その時はジョコビッチが7-5, 6-3のストレートで勝利している。

また同日に行われた準々決勝では、第2シードのA・ズベレフ(ドイツ)と第4シードのS・チチパス(ギリシャ)が勝利し、両者は準決勝で激突する。




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(2022年5月14日10時49分)
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