ビザ問題に声明「サポート続ける」

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(左から)ボラコバとジョコビッチ
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスで世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)が設立したPTPA(Professional Tennis Players Association)は12日にインスタグラムを更新。オーストラリア滞在のためのビザ(査証)が取り消され出国することとなった女子ダブルス世界ランク82位のR・ボラコバ(チェコ)について声明を発表した。

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ダブルスでキャリア通算11個のトロフィーを手にしているボラコバは、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)を含む今季開幕戦に出場するため昨年末にオーストラリアへ入国。ボラコバは新型コロナウイルスのワクチン接種を受けていなかったものの、昨年12月の検査で陽性になっていたため医学的な理由から免除された。

しかし、今月に入り男子世界ランク1位のジョコビッチが同様の理由で入国すると、ジョコビッチのビザが取り消され勾留。同じタイミングでボラコバもビザが無効となり、ジョコビッチと同じホテルに隔離されることとなった。その後、ボラコバは8日にオーストラリアを出国し、全豪オープン出場が叶わなくなった。

PTPAはインスタグラムで「プロテニス選手であるレナタ・ボラコバが2022年1月6日にオーストラリア政府によって勾留されて以来、継続的に連絡を取り合ってきた」と報告。

続けて「彼女が勾留された時のPTPAの目的は、彼女の健康と安泰であることを確認することだった。現在は彼女の事案を把握するためにかなりの注意を払っている。また、ボラコバが拘束されることとなったような前例を再調査している。それは、ビザを持ってオーストラリアへ入国した8日後に起こったことだった。ボラコバは2日間勾留され、最終的に2022年1月8日に強制的にオーストラリアから帰国させられた」とした。

「PTPAは『法というものは確かにどんな民主主義社会においても最優先の原則であるべき』だと信じている。選手たちが受け入れられる方法で選手たちをサポートし擁護し続けようと思っている。ボラコバが安全であることに感謝しており、彼女がまたコートへ戻ってこれることを楽しみにしている」

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(2022年1月13日8時10分)
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