男子テニスで世界ランク3位の
J・シナー(イタリア)は6日に開幕するBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)の結果次第で自己最高位となる世界ランク2位となる可能性がある。
>>ジョコビッチ、シナー、アルカラスらBNPパリバOP組合せ<<>>大坂 なおみ、シフィオンテクらBNPパリバOP組合せ<<22歳のシナーは今シーズン、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で四大大会初タイトルを獲得。勢いそのままに先月のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)でも優勝し、イタリア人男子史上最高位となる世界ランク3位に到達。今季は12戦負けなしとなっている。
そのシナーは今シーズン3大会目としてBNPパリバ・オープンに第3シードとして出場。シード勢は1回戦免除となっており、初戦となる2回戦で同48位の
M・ギロン(アメリカ)と同99位の
T・コキナキス(オーストラリア)の勝者と対戦する。
現在同3位のシナーは8,270ポイントで、8,805ポイントの同2位
C・アルカラス(スペイン)とは535ポイント差となっている。しかし、昨年4強のシナーに対し、アルカラスは昨年同大会で優勝しており大会後に1,000ポイントが失効。
このことから、アルカラスが準々決勝以上に進出した上でシナーよりも1試合多く勝利しない限り、シナーが世界ランク2位に浮上する。
なお、両者ともに準決勝に到達できずに同4位の
D・メドベージェフが優勝した場合はメドベージェフが2位となる。
シナーが1試合勝利するごとにアルカラスにはプレッシャーがかかる状況となっている。両者は勝ち上がると準決勝で対戦するドローとなっており、仮に準決勝で対戦することになると勝った方が世界ランク2位となる。
また、現在同1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)は2位とポイント差があり、昨年同大会に出場しておらずポイント失効もないため、大会後も1位を維持することが確定している。
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