男子プロテニス協会のATPは公式サイトで長年にわたり審判員を務めたトム・バーンズ氏が21日に82歳で死去したと発表した。
バーンズは1983年に主審としての国際認定を取得。その後1994年にATPツアーのスーパーバイザーとなった。
30年以上、審判としてテニスに携わったバーンズは審判の向上に取り組み、多くの審判やスーパーバイザーの指導に尽力してきた。
2021年のNitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)で最後のスーパーバイザーを務めたあとも、次世代の審判の指導を続け、昨年も大会で審判を務めた。
生涯にわたりテニスに貢献してきたレジェンド審判の死去に悲しみの声が広がっている。
元世界ランク1位
R・ナダル(スペイン)「安らかにトム。あなたは私たちにとってツアーで特別な人でした。寂しくなります。彼の家族とATPテニスファミリー全員にお悔やみ申し上げます」
元世界ランク1位
A・ロディック(アメリカ)「彼は威圧的な声をしていたが、その声には常に愛と敬意が含まれていました。時が経つにつれて、威圧的でなくなり、より愛らしくなりました。彼は私をより良くしてくれた人です。彼のことは忘れない。テニスもそうでしょう。安らかにバーンズ」
元世界ランク4位
T・マーチン(アメリカ)「トム・バーンズは厳格で堂々とした存在感を放ちながらも、芯の部分はとても優しく、理解ある人物でした。トムは私たちの競技を愛し、善意とフェアプレーの基本を信じ、ATPツアーに身を捧げました。トムがいなくなるのは寂しいが、友人との思い出は私たちの心に残るでしょう」
ATP会長アンドレア・ガウデンツィ
「トムは何十年もの間、ATPツアーのイベントで常に存在感を示していました。競技のためにこれほど献身的に尽くした人物はいません。その威厳あるオーラの裏には、多くの人を感動させる温かさと優しさがありました。彼の遺産は、この先何年にもわたって審判のあり方に生き続けるでしょう。私たちは彼がいなくなることをとても寂しく思い、彼の家族と愛する人たちに思いを寄せています。トム、安らかに眠ってください。あなたがいなくなるのはとても寂しいです」
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