テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は28日、男子シングルス決勝が行われ、第4シードの
J・シナー(イタリア)が第3シードの
D・メドベージェフを3-6, 3-6, 6-4, 6-4, 6-3の大逆転で破り、四大大会初優勝を飾った。さらにイタリア人として1968年のオープン化以降では初となる全豪オープンのシングルスタイトルを手にした。
>>メドベージェフvsシナー 全豪OP決勝 1ポイント速報<<>>メドベージェフ、シナーら全豪オープン組合せ<<両者は10度目の顔合わせで、対戦成績はメドベージェフから6勝3敗。直近の対戦は昨年11月の最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)準決勝で、この時はシナーが6-3, 6-7 (4-7), 6-1のフルセットで勝利している。
同大会では2021年と2022年に準優勝を飾っている27歳で世界ランク3位のメドベージェフ。初制覇を狙う今大会は1回戦で予選を勝ち上がった同144位のT・アトマネ(フランス)が第4セット途中に棄権したため初戦突破。その後2回戦で同53位の
E・ルースブオリ(フィンランド)、3回戦で第27シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)、4回戦で同69位の
N・ボルジェス(ポルトガル)、準々決勝で第9シードの
H・フルカチュ(ポーランド)、準決勝で第6シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を下し、2年ぶり3度目の決勝進出を果たした。
一方、22歳で同4位のシナーが同大会に出場するのは5年連続5度目。最高成績は2022年の8強となっていたが、今大会は好調を維持し、1回戦から準々決勝までセットを落とさず大会初の4強入りを果たすと、準決勝では第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)を6-1, 6-2, 6-7 (6-8), 6-3で破り、四大大会初の決勝に駒を進めた。
決勝でメドベージェフは四大大会2度目の優勝を、シナーは初優勝を狙う。
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