男子テニスのBNPパリバ・ノルディック・オープン(スウェーデン/ストックホルム、室内ハード、ATP250)は21日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク140位の
G・モンフィス(フランス)が同35位の
L・ジェレ(セルビア)を7-5, 6-2のストレートで破り、今季初の決勝進出を果たすと共に2022年1月のアデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)以来21カ月ぶりキャリア通算12勝目に王手をかけた。
>>【動画】37歳モンフィスの強烈フォアハンドウイナー<<>>シェルトンらジャパンOP組合せ・結果<<37歳のモンフィスが同大会に出場するのは7年ぶり4度目であり、2011年には初出場で優勝を飾っている。今大会では1回戦で世界ランク52位の
M・フチョビッチ(ハンガリー)、2回戦で予選を勝ち上がった同181位のF・ミソリック(オーストリア)、準々決勝で第2シードの
A・マナリノ(フランス)を下し4強入りした。
ジェレと初顔合わせとなった準決勝の第1セット、緩急をつけたショットでミスを誘うとモンフィスは第1ゲームから4ゲームを連取。しかし、第6ゲームでダブルフォルトを犯すなどしブレークバックを許すとゲームカウント5-5に追いつかれる。
それでも第11ゲーム、15-40としブレークチャンスを握ると最後はジェレのボールが外れ3度目のブレークに成功。2度目のサービング・フォー・ザ・セットとなった第12ゲームでは40-0とすると最後はサービスエースで締めて先行する。
続く第2セット、第1ゲームでいきなりブレークに成功したモンフィス。直後の第2ゲームでは3度のブレークポイントを握られるもフォアハンドウイナーを決めるなどしサービスをキープ。勢いに乗り第3ゲームでブレークを奪うとその後はブレークバックのチャンスを与えず、1時間15分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにモンフィスのコメントを掲載し「最高の気分だよ。ここであまりプレーしていなかったからね。たくさんのいい思い出ができたし、優勝した場所に戻ってこれたことはとても素晴らしいこと」とコメント。
勝利したモンフィスは決勝戦、予選を勝ち上がった世界ランク109位の
P・コトフと対戦する。コトフは準決勝で同53位の
M・キツマノビッチ(セルビア)を6-3, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
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