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ティーム撃破で初白星「嬉しい」

ティアゴ・モンテイロ
ティアゴ・モンテイロ(2023年の全豪OP)
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)は20日にシングルス1回戦が行われ、世界ランク83位のT・モンテイロ(ブラジル)がプロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済措置)で出場している同96位のD・ティーム(オーストリア)を6-1, 3-6, 7-6(7-2)のフルセットで破り、2年連続6度目の初戦突破を果たすとともに今季ツアー初白星を飾った。

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前週のアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、 ATP250)で4大会連続の初戦敗退を喫した28歳のモンテイロ。リオ・オープンでは2017年に最高成績となる8強入りを果たしている。

この日の第1セット、モンテイロはファーストサービスが入ったときに92パーセントの高い確率でポイントを獲得。元世界ランク3位のティームに反撃を許さず、第1ゲームから5ゲームを連取して先行する。

続く第2セットでは第4ゲームでブレークを許したモンテイロ。ティームのサービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームで2度のブレークポイントを掴むも活かせず、セットカウント1-1に追いつかれる。

迎えたファイナルセット、互いにサービスキープが続きタイブレークに突入。2度のミニブレークに成功し5-1とリードしたモンテイロが2時間44分の激闘を制した。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにモンテイロのコメントを掲載し「今年の初めは大変だったけど、同時に高いレベルでプレーできていると感じていた。厳しい敗戦や接戦もあったけど、もっともっと頑張ろうと思っているよ。このような大きな大会での初戦を勝利で飾れたことは、とても重要なこと」と語った。

「タイブレークでは、とても堅実なプレーができたと思うし、初勝利できてとてもうれしい」

勝利したモンテイロは2回戦で、第2シードのC・ノリー(イギリス)とラッキールーザーで出場する世界ランク107位のJ・セルンドロ(アルゼンチン)の勝者と対戦する。

また同日に行われた1回戦では、第9シードのA・モルカン(スロバキア)、世界ランク57位のL・ジェレ(セルビア)、同76位のP・マルティネス(スペイン)、同111位のH・デリエン(ボリビア)が2回戦に進出。第3シードのL・ムセッティ(イタリア)は予選勝者で同139位のN・ジャリー(チリ)にストレート負けを喫している。




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(2023年2月21日18時44分)



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