テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は6日、男子シングルス準々決勝が行われ、第27シードの
K・ハチャノフが第23シードの
N・キリオス(オーストラリア)を7-5, 4-6, 7-5, 6-7 (3-7), 6-4のフルセットで破り、四大大会初のベスト4進出を果たした。ハチャノフは試合後「最初から最後まで素晴らしいパフォーマンスだった」と語った。
>>ハチャノフら全米OP男子 組合せ・結果<<>>シフィオンテクら全米OP女子 組合せ・結果<<全米オープンに8度目の出場のハチャノフは4回戦で第12シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)を4-6, 6-3, 6-1, 4-6, 6-3のフルセットで破り、初のベスト8進出を決めた。
一方、キリオスが全米オープンに出場するのは9度目で、これまでの最高成績は3回戦進出。今大会、4回戦で第1シードの昨年覇者
D・メドベージェフを7-6 (13-11), 3-6, 6-3, 6-2で破り、初の準々決勝進出を果たした。
両者は3度目の対戦で1勝1敗。直近では2020年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)3回戦で対戦し、4時間26分に及んだ激闘をキリオスが6-2, 7-6(7-5), 6-7(6-8), 6-7(7-9), 7-6(10-8)で制していた。
この試合の第1セット、互いにサービスキープが続くもハチャノフが第12ゲームで得た1度のブレークチャンスをものにし先行する。しかし、続く第2セットでは第3ゲームでブレークを許し、1セットオールとされる。
第3セットでは4度のブレークポイントを凌いだハチャノフ。リターンゲームでは第12ゲームでブレークに成功し、セットカウント2-1と勝利に王手をかける。
しかし第4セット、タイブレークをキリオスが制し、2セットオールに再び追いつかれる。
迎えたファイナルセット、第1ゲームでいきなりブレークに成功したハチャノフがリードを守り切り、3時間39分の激闘を制した。
ハチャノフは試合後の会見で「2020年のオーストラリアの時よりは、短かったたね。正直なところ、最初から最後まで素晴らしいパフォーマンスだった」と語った。
「僕はそこに留まり、チャンスを待ってチャンスも作った。試合を決めることができてとてもうれしいし、誇りに思うよ。サービングフォーザマッチは、決して簡単ではないんだ。初めて準決勝に進出できて、とても嬉しく思っている」
「また一歩、前進したような気がする。 本当に、勝てて良かったと思う。また再び最高のテニスをするようになったニックと対戦し、打ち勝たなければならなかったんだ」
「難しい試合だったことはやるより前から明らかだった。ただ取り組んで、一歩前進をしたんだ。初めて準決勝に進出できたから、頭の中はとてもシンプルだよ。ただ、本当に嬉しい」
勝利したハチャノフは準決勝で第5シードの
C・ルード(ノルウェー)と対戦する。ルードは準々決勝で第13シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)を6-1,6-4,7-6 (7-4)のストレートで下しての勝ち上がり。
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