テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は28日、女子シングルス1回戦が行われ、第16シードの
S・ハレプ(ルーマニア)が世界ランク81位の
K・ムチョバ(チェコ)を6-3, 6-2のストレートで破り、2019年以来3年ぶり8度目の初戦突破を決めた。
>シフィオンテクらウィンブルドン女子 組合せ<<>>本玉vsパリー 1ポイント速報<<前週のバート・ハンブルク・オープンpresented byエンゲル& フォルカーズ (ドイツ/ハンブルク、芝、WTA250)では準決勝進出を決めていたものの、首の負傷により棄権していたハレプ。
この試合では16本のウィナーを決めるなど、ファーストサービスが入ったときに79パーセントの確率でポイントを獲得。リターンゲームでは4度のブレークに成功し、1時間5分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトでハレプのコメントを紹介している。
2019年にウィンブルドンを制覇したハレプは「2019年には素晴らしい思い出がある。ここウィンブルドンに来るのはいつも楽しい。試合の前はかなり感情的になっていたけど、今は楽しみたい。本当にうれしいわ」
「ここ数年、私はとても苦労してきた。多くの怪我で自信も失った。でも、今、私は再びテニスが大好きになった。コートにいるのが好きだし、プレーも好きだわ」
勝利したハレプは2回戦で世界ランク190位の
K・フリッペンス(ベルギー)と対戦する。フリッペンスは1回戦で同150位のJ・フルリス(オーストラリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には、第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)、第4シードの
P・バドサ(スペイン)、第5シードの
M・サッカリ(ギリシャ)、第11シードの
C・ガウフ(アメリカ)、第14シードの
B・ベンチッチ(スイス)、第18シードの
J・タイシュマン(スイス)らが2回戦へ駒を進めた。
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