テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は21日、男子シングルス決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第4シードの
D・メドベージェフを7-5,6-2,6-2のストレートで破り、9度目の優勝を果たすとともに2度目の3連覇を達成する偉業を成し遂げた。さらに、四大大会18度目の栄冠に輝いた。表彰式でのスピーチでは「チームに感謝している」と語った。
>>ジョコや大坂ら全豪OP対戦表<<決勝戦、ジョコビッチはファーストサービスが入った時に73パーセントの確率でポイントを獲得。ストローク戦ではメドベージェフのミスを誘い出し20本のウィナーを決めるなど圧倒し、1時間53分でタイトルを手にした。
ジョコビッチは「母国で応援してくれているみんな、一緒に頑張ってくれた仲間。ここまでくるのにはジェットコースターのようにアップダウンが激しかった。みんなのおかげで乗り切れた。ありがとう」とコメントした。
「まずはメドベージェフおめでとう。彼はとてもいい人で、僕らは昔たくさんの時間を共にした。ここ数年は連絡が減っているけど。こうしてここで会うことができて、うれしい。コート外でもフレンドリーで、人として大好き。コート上では強敵の1人」
「彼がグランドスラムで優勝する未来は近いうちにあると思う。ただ後2・3年は待ってほしいかな。彼は20連勝して、みんなを楽しませてくれた」
また今回の制覇により、四大大会の優勝回数が18に到達。
R・フェデラー(スイス)と
R・ナダル(スペイン)の持つ20度の優勝回数まであと2つに迫っている。
一方、敗れたメドベージェフは全豪オープン初の決勝の舞台で四大大会初優勝を決めることはできなかった。
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