テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は2日、男子シングルス4回戦が行われ、第24シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)が世界ランク43位の
A・ルブレフ(ロシア)を6-1, 6-4, 7-6 (8-6)のストレートで破り、四大大会初のベスト8進出を果たした。
>>フェデラーら全米OP対戦表<<この試合、ベレッティーニはファーストサービスが入った時に84パーセントの高い確率でポイントを獲得。ルブレフに1度ブレークを許したものの、自身はそれを上回る4度のブレークに成功し、2時間11分で勝利した。
試合後の会見で23歳のベレッティーニは「本当にハッピー。コートでも言ったように、自分自身、そしてチームをとても誇りに思っている。けがから復帰して来たから、ここでベスト8へ進めるなんて思ってもいなかった。この大会ではまだ1度も勝利を上げていなかった。予想外のことだったけど、本当に本当に嬉しい」とコメント。
記者に、第3セットのタイブレーク時は勝利することが頭をよぎったか問われると「もちろん。まず、自分がコートで冷静でいられた姿を見せられたことが嬉しい。(笑顔で)心の中は違ったけど。コートでそんな状況になった時のために激しい練習をして来た。いつも自分はこんな感じ。もっと不満を言っている時もたまにはある。難しいことだけど、このようなテニスをこのようなレベルでプレーするには、冷静でいなければならない。チームやメンタル・コーチとそれについて練習していた。ブレークされた時も、自分に言ったんだ。大丈夫、これが普通のこと。これがテニスだと。ファーストサービスが入らなかった時にそれについて不満を言い始めたら、タイブレークを落としていたはず。しっかり準備する必要がある。なぜならチャンスは必ず来るから。お互い良いプレーをしていた。時には自分自身にも偽らなければならない。自信があった。良いテニスができたと思う」と述べた。
ベレッティーニは4強入りをかけて、準々決勝で第13シードの
G・モンフィス(フランス)と対戦する。モンフィスは4回戦で世界ランク70位の
P・アンドゥハル(スペイン)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
R・ナダル(スペイン)、第20シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)がベスト8へ駒を進めた。
「全米オープンテニス」
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