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大坂の元コーチ バイン氏語る

サーシャ・バイン
全豪オープンのサーシャ・バイン氏
画像提供: tennis365.net
女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、プレミア・マンダトリー)は6日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク63位のK・ムラデノビッチ(フランス)は第2シードのP・クヴィトバ(チェコ)に3-6, 6-7 (5-7)のストレートで敗れ、3回戦進出とはならなかった。

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予選から勝ち上がってきた元世界ランク10位のムラデノビッチは2回戦で敗退したが、サーシャ・バイン氏をコーチとしてチームに招いてから、かつての力を取り戻すサインを示していた。

女子プロテニス協会のWTAは5日に公式サイトでムラデノビッチとバイン氏を特集した。

今年4月にバイン氏とタッグを組むと発表したムラデノビッチは、3年以上フルタイムのコーチがいなかった。

「自分は完璧主義者で、母親と限られた人しか周りにいないかった。なぜなら、最高のものだけを求めてきたから」とムラデノビッチはムチュア・マドリッド・オープンの会見で語った。

「若かった頃、とても否定的で悪い経験をした。自分が愛している人、前向きなエネルギーと素晴らしい労力を注いでくれる人、本当に信じられる人だけと一緒にいると自分自身で決めた。ここまでは、数年間共に戦ったチームに満足していた」

「ツアーを回り始めた時から、サーシャとは親しかった。正しいタイミングではないだけだった。彼は他のプロジェクトがあった」

「今回はとても自然だった。彼がなおみとの関係を終わらせたと知り、個人的に連絡を取った。彼は多くのオファーを考える時間が必要だった。私はとてもラッキーで、光栄だと感じている。自分を信じてくれて、選んでくれたことをうれしく思うし、とてもワクワクしている。ここまではうまくいっている」

「コーチとして、1人の人間としてサーシャのことがとても好きだから、実現してとてもラッキー。彼だという確信があった。彼は多くの成功をおさめているし、証明もしている」

これまでバイン氏は、S・ウィリアムズ(アメリカ)のヒッティング・パートナーを8年間務め、2017年に7大会で決勝へ進出したC・ウォズニアッキ(デンマーク)の手助けもした。

また今年2月まで、大坂なおみのコーチとして活躍。昨年9月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)と今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)の優勝、さらに世界ランク1位へ導いた。

数多くの選手らからオファーを受けていたバイン氏はインタビューで「キキ(ムラデノビッチ)を誰よりも助けられるのではと思えた。それは自分が下したシンプルな決断だった。正直なところ、お金ではなかった。より多くの金額を提示していたオファーはあった。それは本当のこと」と明かした。

「自分自身にとってもチャレンジになると思えた。彼女(ムラデノビッチ)は、なおみやセリーナ、そしてウォズニアッキとも違う選手。対戦する選手を倒せると本当に信じられなかったらコーチとしてのスタートは切らない。WTAツアーは18大会全てで別の18人のチャンピオンがいると考えると、キキは優勝の可能性がある選手」

またバイン氏はムラデノビッチのバックハンドに改善の余地があることも話した。

「秘密はない。どの選手も彼女のバックハンドがそれほど素晴らしいものではないと分かっている。彼女は信じられないフォアハンドを持っている。サービスはシーズンの途中では変えられない。シーズンの半分が終わった。キキにとっていいことは、向上させるために何をしなければいけないかを明確にすること」

ムラデノビッチは「安定感を取り戻すのは自分自身の問題だと思う。より改善できることがあるとも感じている。全てに関してちょっとした細かいこと。フィットネスは重要な要因。できる限り早く(トップ10へ)戻りたいし、それ以上を目指したい。それが今の目標」と意気込んでいる。

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