男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は23日、シングルス2回戦が行われ、第26シードの
錦織圭が世界ランク96位の
J・ミルマン(オーストラリア)を7-6 (7-4), 4-6, 6-3のフルセットで破り、7年連続の3回戦進出を果たした。四大大会に次ぐグレードの「ATPマスターズ1000」では、約10カ月ぶりに白星を飾った。
>>錦織3回戦 1ポイント速報<<>>錦織らマイアミOP対戦表<<>>西岡vsベルディヒ 1ポイント速報<<この日、錦織はミルマンの強打に対応できず、ゲームカウント2-5とリードを許す。その後はセットポイントを握られるもピンチをしのぎ、タイブレークの末に第1セットを先取。
第2セットは2度のブレークを許して落としたが、ファイナルセットに入ると再び息を吹き返した錦織がフォアハンドのウィナーを決めて第6ゲームでブレークに成功。その後もリードを守り、3時間近くの激闘を制した。
3回戦では、第5シードの
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)と世界ランク44位の
R・ハーセ(オランダ)の勝者と対戦する。
錦織が「ATPマスターズ1000」に出場するのは、昨年8月のロジャーズ・カップ(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)以来 約7カ月ぶり、同グレードで勝利したのは昨年5月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)以来 約10カ月ぶり。
28歳の錦織は、今年1月に右手首のけがから復帰。RBCテニスチャンピオンシップス・ オブ・ダラス(アメリカ/ダラス、ハード、ATP チャレンジャー)で復帰後初優勝、ツアー復帰戦のニューヨーク・オープン(アメリカ/ニューヨーク、室内ハード、ATP250)ではベスト4へ進出。前週のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、 ハード、ATP1000)は体調不良で棄権した。
マイアミ・オープンでは2016年に決勝進出、
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れるも準優勝を飾った。
その他の日本勢では
西岡良仁が初戦を突破し、2回戦で第10シードの
T・ベルディヒ(チェコ)と対戦する。
杉田祐一は1回戦でハーセにフルセットで敗れた。
3月21日開幕の男子テニス マイアミ・オープンをWOWOWメンバーズオンデマンドにて全日程無料配信中。
【放送予定】 2018年3月21日(水・祝)~4月1日(日)
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