女子テニスの17日付WTA世界ランキングが発表され、
S・ウィリアムズ(アメリカ)は前回から2,000ポイント失い、11下げて15位に後退した。セリーナがトップ10から転落するのは、2012年3月19日以来 約5年ぶり。
セリーナは、昨年2連覇を達成したウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)でのポイントが失効し、大幅にランキングを落とした。
35歳のセリーナは、今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)決勝で
V・ウィリアムズ(アメリカ)との姉妹対決を制して2年ぶり7度目の優勝を果たし、
S・グラフ(ドイツ)を抜いて四大大会史上最多23勝目の偉業を達成。
4月には、昨年末に婚約したアレクシス・オハニアン氏との間に第1子を妊娠したことを明かし、2017年に出場予定だった全大会を欠場することを発表した。2018年の復帰を目指している。
また、この日の世界ランキングでは、
A・ケルバー(ドイツ)が1,060ポイント落としたことにより、
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)が前回から2つ上げて初の世界ランク1位に浮上した。女子プロテニス協会のWTA史上では23人目のナンバー1プレーヤーとなる。
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