男子テニスツアーのメルセデス・カップ(ドイツ/シュツットガルト、芝、ATP250)は12日、シングルス1回戦が行われ、第5シードの
S・ジョンソン(アメリカ)が主催者推薦で出場の
M・マーテラー(ドイツ)に3-6, 7-6 (7-2), 6-4のフルセットで勝利し、4大会連続の初戦突破を果たした。
>>フェデラーらメルセデスカップ対戦表<<この試合、ジョンソンは第1セットで2度のブレークを許し、先にセットを奪われたが、第2セットではお互いに譲らずタイブレークへ突入。ジョンソンが競り勝ち、このセットをものにすると、ファイナルセットでは相手に1度もブレークポイントを与えることなく、1時間50分で勝利した。
2回戦では世界ランク52位の
P・コールシュライバー(ドイツ)と同63位の
M・バグダティス(キプロス)の勝者と対戦する。
27歳のジョンソンは現在世界ランキング26位で、アメリカ勢の中では
J・ソック(アメリカ)、
J・イズナー(アメリカ)に続く3番手。全仏オープンの1回戦では
杉田祐一と2日間に渡る激闘を繰り広げた。
今大会には、今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で7年ぶりに優勝を果たすも、クレーコートシーズンを欠場していた
R・フェデラー(スイス)が第1シードとして出場。1回戦では、
T・ハース(ドイツ)と
PH・エルベール(フランス)の勝者と対戦する。


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