テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)シングルス2回戦で世界ランク40位の
B・チョリッチ(クロアチア)を6-2, 7-6 (10-8), 3-6, 7-6 (8-6)で下した第25シードの
S・ジョンソン(アメリカ)は1日、自身のツイッターを更新し「親切な言葉やメッセージをありがとう」と感謝を綴った。
>>錦織vsシャーディ 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<27歳のジョンソンは、5月上旬にテニスコーチである父を亡くし、悲しみの中で全仏オープンに出場した。
1回戦では、世界ランク77位の
杉田祐一と対戦。2セットアップから杉田に反撃を許し、日没のため翌日に試合が順延する嫌な流れとなったが、6-3, 6-3, 6-7 (4-7), 6-7 (3-7), 6-3のフルセットで勝利して初戦突破を果たした。
続くチョリッチとの2回戦では、第2・4セットでタイブレークにもつれる大接戦を3時間53分で制し、2年ぶりの3回戦進出を決めた。
フォアハンドウィナーを決めて勝利を手にした瞬間、ジョンソンは目に涙を浮かべて膝から崩れ落ちた。試合後もジョンソンは涙を止めることが出来ず、会場のファンからは暖かな拍手と声援が続いた。
ツイッターを更新したジョンソンは最後に「全てに感謝しています。ありがとう」とファンに向けて綴った。
3回戦では、第6シードの
D・ティエム(オーストリア)と対戦する。ティエムは2回戦で
S・ボレッリ(イタリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
■関連ニュース■
・錦織 日本人で唯一ランクイン・錦織 勝利も「反省点いっぱい」・錦織、珍事で主審に抗議