テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は23日、前日の男子シングルス4回戦で第5シードの
錦織圭をフルセットで破った第17シードの
R・フェデラー(スイス)が、日本時間13時(現地15時)頃からコート18で練習し、準々決勝へ向けて感触を確かめた。
>>全豪OP 対戦表<<この日フェデラーは、錦織との3時間24分におよぶ激闘の疲れを見せず、軽やかなフットワークで調整した。
準々決勝では、第1シードの
A・マレー(英国)を破る大金星をあげた世界ランク50位の
M・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。
会見でフェデラーは、過去2戦全勝のズベレフについて「1度は芝で、1度はクレー。ハードコートでは初めて。明らかに今の彼(ズベレフ)は乗っている。最高の気持ちでいるだろう。きっと、(ズベレフは)これまでにないほどベストな気持ちでいるはず。マレーからの勝利の後は、自分もそうなるはず。タフな試合になるだろう」と気を引き締めていた。
また、フェデラーと同時刻のコート16では第15シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)が
サンティラン晶と練習し、この後に行われる
D・イストミン(ウズベキスタン)との4回戦へ備えた。
グリゴール・ディミトロフ
サンティラン晶
世界ランク117位のイストミンは2回戦で第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)を破る大番狂わせを起こし、3回戦では第30シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)を下し、全豪オープン初の8強入りを果たしている。
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