女子プロテニス協会のWTAは21日、公式サイトにて世界ランク40位で19歳の
大坂なおみ(日本)が今季のニューカマー・オブ・ザ・イヤー(最優秀新人賞)に選ばれたことを発表した。この賞を受賞したのは日本勢で初。
大坂は、今季出場したグランドスラム3大会(全豪オープン・全仏オープン・全米オープン)でシード選手を次々と破り、いずれも3回戦進出を果たす活躍を見せ、東レ パン パシフィック オープンテニス(日本/東京、ハード、プレミア)では自身初のWTAツアー準優勝を飾った。
世界ランキングでは、今シーズン開始の144位から40位まで上げ、現在は日本勢で
土居美咲(日本)に次ぐ2番手に位置している。
ハイチ出身の父親と日本人の母親とのハーフで大阪市生まれ。180センチの身長を活かした最速200キロを超えるサービスと強烈なフォアハンドが武器。
今回、最優秀新人賞に選ばれたことに対して、大坂は自身の公式フェイスブックで「とうひょうしてくれてありがとうね!」と、日本語で感謝の気持ちを綴っていた。
過去、この賞には
S・ウィリアムズ(アメリカ)、
M・シャラポワ(ロシア)、
M・ヒンギス(スイス)、
A・ラドワンスカ(ポーランド)らトップ選手が選出されている。
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