5月1日から開幕する男子テニスツアーのムチュア・マドリッド・オープン男子(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は30日、シングルスの対戦表が発表され、世界ランク6位の
錦織圭(日本)はトップハーフに位置し第6シードで出場。初戦の2回戦では、同30位の
F・フォニュイーニ(イタリア)と同22位の
B・トミック(オーストラリア)の勝者と対戦する。
今大会の上位8シードは1回戦免除のため、錦織は2回戦からの登場。
主なシード勢は第1シードに
N・ジョコビッチ(セルビア)、第2シードに
A・マレー(英国)、第3シードに
R・フェデラー(スイス)、第4シードに
S・ワウリンカ(スイス)、第5シードに
R・ナダル(スペイン)、第6シードに錦織、第7シードに
JW・ツォンガ(フランス)、第8シードに
T・ベルディヒ(チェコ共和国)となっている。
2014年の同大会でマスターズ初の決勝進出を果たした錦織は、決勝でR・ナダルから第1セットを先取し初優勝の可能性が見える試合展開だったが、第2セットの後半で腰を痛め、以降は動きが鈍くなり第3セットの第3ゲーム終了時にやむ無く途中棄権。無念の準優勝となった。
昨年は準決勝でA・マレーにストレートで敗れて2年連続の決勝進出を阻まれた。
今季は1月の全豪オープンでベスト8進出、2月のメンフィス・オープンで前人未到の大会4連覇を達成。マイアミ・オープンでは自身2度目のマスターズ決勝進出、前週のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデルではナダルに3連覇を阻止されるも3年連続の決勝進出を果たした。
また、昨年の同大会では決勝でマレーがナダルをストレートで下して優勝を飾った。
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