31日まで開催されたテニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)で、テニス用品メーカー ヨネックス株式会社がオフィシャルストリンガーを務めた。四大大会で日本企業がオフィシャルストリンガーを務めるのは初のこと。
ヨネックスはERSA(ヨーロッパラケットストリンガーズ協会)、USRSA(アメリカラケットストリンガーズ協会)、JRSA(日本ラケットストリンガーズ協会)のいずれかの検定資格を有する世界各地のトップストリンガーで構成された「ヨネックスストリンギングチーム」を派遣。
合計13カ国23名のチームで1日最多550本近くを張り上げ、女子シングルスにおいて劇的な初優勝を遂げた
A・ケルバー(ドイツ)を始めとしたトップ選手から、ジュニア、車いすテニスまでを対象とした大会期間中の累計は5,292本(前年比111パーセント)を記録。ストリングの使用量合計は約63,504メートルにまで及んだ。
ヨネックスストリンギングチームは、豊富な知識と確かな技術を持つストリンガーのグローバルネットワークとして、より優れた知識や技術を有し、選手のパフォーマンスを向上させるなど、使用者へのサービス向上を図ることを目的として組織されている。
テニスのみならず、バドミントン、ソフトテニスとオリンピックを含む国際大会で活動を行っており、そのメンバーは世界各地に約700名、ラケットスポーツでは世界一(3種目ともに国際大会で活躍する組織としては唯一、ヨネックス調べ)の組織。
テニスでは、北京オリンピック、ロンドンオリンピックでオフィシャルストリンギングサービスを務めて実績を積み重ね、経験に裏打ちされた確かな技術と、日本製の高性能なストリンギングマシンによるストリンギングが高い評価を得ている。
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