テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は30日、女子シングルス決勝が行われ、世界ランク6位で第7シードの
A・ケルバー(ドイツ)が同1位で第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)を6-4, 3-6, 6-4のフルセットで下し、四大大会初優勝を飾った。
ケルバーは持ち前の粘り強さでセリーナにプレッシャーを与え続け、鮮やかに抜くパッシングショット、絶妙なドロップショットも決まり、一進一退の攻防の末、最後は競り勝った。
試合後「夢が叶いました。コートで全てを出し切りました。本当に素晴らしい気持ちです。」と涙ながらに語っていた。
ケルバーの快進撃を支えたのは「威力あるスピンボールが打てます」と信頼を寄せるラケットVCORE Si 100。今季からはストリングPOLYTOURFIRE も加わり、ラケット・ストリングの相性が好結果に結び付いている。
VCORE Si 100使用のケルバー
特にストリングは「スピン、パワー、コントロール全てが良くなりました。ストリングの変更が1番良い決断でした。」とコメント。
ケルバーは2月1日付けの世界ランキングで自己最高の2位まで浮上した。
また、女子ダブルスでは、
M・ヒンギス(スイス)組がウィンブルドン・全米オープンに続くグランドスラム3連覇を達成。混合ダブルスでは、
C・バンデウェイ(アメリカ)組が準優勝を飾り、今大会5タイトル中2タイトルをヨネックス勢が獲得した。
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