テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会初日の18日、女子シングルス1回戦が行われ、世界ランクの94位の
奈良くるみ(日本)が同147位の
O・ドダン(フランス)を7-6 (7-2), 6-2のストレートで下し、四大大会4大会連続の2回戦進出を果たした。
この試合、2度のブレークを許すが、その後4ゲーム連取に成功してタイブレークに突入。タイブレークでは流れが奈良に傾き、第1セットを先取する。
第2セットでは第5ゲームでブレークに成功すると試合の主導権を奈良が握り、5ゲーム連取に成功して初戦突破を決めた。
奈良はドダンとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は昨年の全仏オープン1回戦でも顔を合わせ、その時は奈良が逆転で勝利していた。
2回戦では、1回戦で第17シードの
S・エラーニ(イタリア)を破った世界ランク58位の
M・ガスパリョン(ロシア)と対戦する。両者は今回が初の対戦。
グランドスラムでは昨年の全仏オープンから4大会連続の初戦突破。グランドスラムでの最高成績は2013年の全米オープンと2014年の全豪オープンの3回戦となっている。
また、同日行われた男子シングルスでは第7シードの
錦織圭(日本)が世界ランク34位の
P・コールシュライバー(ドイツ)を6-4, 6-3, 6-3のストレートで破り、2回戦進出を決めた。
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