女子テニスツアーで有明で開催されているジャパン・ウィメンズ・オープンテニス2015(日本/東京、ハード)は14日、シングルス1回戦が行われ、主催者推薦枠で世界ランク160位の
クルム伊達公子(日本)が同83位の
土居美咲(日本)との日本勢対決を6-4, 6-2 のストレートで制し、2回戦進出を決めた。
試合を通して、クルム伊達は主導権を握り、土居に2度のブレークを許すもそれを上回る5度のブレークに成功。その後勢いに乗ったクルム伊達が1時間19分で勝利した。
両者は今回が5度目の対戦となり、今回クルム伊達が勝利したことで対戦成績を3勝2敗と勝ち越した。
クルム伊達は、1995年に記録した世界ランク4位が自己最高位の実力者で、キャリア通算8勝を誇る。
昨年全米オープンのダブルスでは、
B・ストリツォワ(チェコ共和国)とペアで出場し、シード勢を次々と下してダブルスで四大大会初のベスト4進出を果たした。
2回戦では、第7シードの
A・トムヤノヴィッツ(クロアチア)と
T・バボス(ハンガリー)の勝者と対戦する。
一方、敗れた土居はグランドスラムでは2011年のウィンブルドン3回戦進出が最高成績。今季は全仏オープンと全米オープンで大会初の初戦突破を果たしている。
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