女子テニスのバンク・オブ・ウエスト・クラシック(アメリカ/スタンフォード、ハード)は4日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク173位の
クルム伊達公子(日本)が同24位の
S・リシキ(ドイツ)を1-6, 7-6 (7-4), 6-2の逆転で下して2回戦進出を決めると同時に、今季ツアー初勝利をあげた。
両者は今回が通算4度目の対戦で、クルム伊達はリシキから初の勝利を手にした。
今大会は予選2試合を勝ち抜いて本戦入りしているクルム伊達。2回戦では第4シードの
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)と対戦する。また
土居美咲(日本)も予選を勝ち抜き、本戦では2回戦へ進出している。
今年、クルム伊達は下部大会で勝利するも、ツアー大会では初戦敗退か予選敗退を喫していた。全豪オープンでは1回戦敗退、全仏オープンとウィンブルドンでは予選1回戦で敗れた。
一方、クルム伊達に敗れたリシキは、2013年のウィンブルドンで準優勝を飾っており、強烈なサービスを武器としている。
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