テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、クレー)は27日、女子ダブルス1回戦が行われ、
クルム伊達公子(日本)/
F・スキアボーネ(イタリア)組が
D・アレルトバ(チェコ共和国)/
P・ツェトコフサ(チェコ共和国)組を2-6, 7-6 (10-8), 6-1の大逆転で下し、見事2回戦進出を決めた。試合後、クルム伊達はパートナーのスキアボーネについて語った。
スキアボーネは、2010年の全仏オープンで優勝し、グランドスラム初のタイトルを獲得。この優勝はイタリア人女性として初のグランドスラム優勝である。
今大会でスキアボーネはシングルスにも出場しており、2回戦では元全仏女王対決となる第18シードの
S・クズネツォワ(ロシア)と対戦する。
クルム伊達は「不安があったけど、彼女(スキアボーネ)のシングルスでの勝負強さ、そして土の戦い方の強さ、しつこさ。そういうものがダブルスにおいても活きてきているところが沢山あった。」と、話した。
加えて「今日のセカンドセットでも私のサービスでキープ出来なくて、タイブレークに入ってしまった時も、彼女からプッシュされてメンタル的にサポートされる事があったので、今の私には心強いパートナーかなと思います。」と、クルム伊達。
クルム伊達は今大会のシングルス予選に出場するも、予選1回戦で敗れている。
2回戦でクルム伊達/ スキアボーネ組は、第13シードの
M・クライチェック(オランダ)/
B・ストリツォワ(チェコ共和国)組と対戦する。
(コメントはWOWOWから抜粋)>>全仏オープン女子ダブルスドロー表<<
■関連ニュース■
・クルム伊達 涙の途中棄権・伊達、元全仏女王との複へ・クルム伊達「かなり重く感じた」
■最新ニュース■
・錦織「タフな試合」乗り切る・錦織 我慢の勝利・ナダル不満「フェアじゃない」