男子テニスツアーのW&Sオープン男子(アメリカ/シンシナティ、ハード)は23日、シングルス決勝が行われ、第2シードの
R・フェデラー(スイス)が第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)を7-6 (7-1), 6-3のストレートで下し、2連覇達成と大会7度目の優勝を果たした。また今季5勝目、キャリア通算では87度目の優勝となった。
両者は今回が41度の対戦で、フェデラーはジョコビッチとの対戦成績を21勝20敗とした。直近では7月のウィンブルドン決勝で対戦しており、その時はジョコビッチが勝利して優勝を飾っていたため、フェデラーはジョコビッチにリベンジした。
34歳のフェデラーはW&Sオープン男子と相性が良く、2005・2007・2009・2010・2012・2014年にも優勝している。
一方、準優勝のジョコビッチは今大会でタイトルを獲得していた場合「ゴールデンマスターズ」達成となっていたが、その偉業は来年以降へ持ち越しとなった。ジョコビッチはマスターズ9大会のうち今大会だけ優勝を飾ることが出来ていない。
過去のW&Sオープン男子では2008・2009・2011・2012年にも決勝へ進出しているが、いずれも準優勝に甘んじている。
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