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ジョコビッチ 錦織を称賛

テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は6日、男子シングルス準決勝が行われ、第1シードで世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)は第10シードの錦織圭(日本)に4-6, 6-1, 6-7 (4-7), 3-6で敗れ、同大会5年連続の決勝進出を逃した。また2011年以来の全米オープン優勝を、錦織に阻まれる結果となった。

今年のウィンブルドンでグランドスラム7勝目をあげたジョコビッチ。しかし、その後のハードコートシーズンに入ると、ロジャーズ・カップでは3回戦でJW・ツォンガ(フランス)、W&Sマスターズも3回戦でT・ロブレド(スペイン)に敗れ、本調子ではない中で全米オープンに出場。

ジョコビッチは1セットも落とさずにベスト8入りを果たし、徐々に調子を上げていった。準々決勝では2012年全米オープン覇者で友人でもあるA・マレー(英国)をセットカウント3−1で下し、8年連続のベスト4進出を決めた。

しかし、準決勝では世界ランク1位のジョコビッチが錦織の強烈なショットに苦しんだ。さらにフォアハンドも調子が良くなかった。

この日ジョコビッチは13本のサービスエースを放つも、錦織に7度のブレークチャンスを与えたうち5度のブレークを許してしまった。錦織を上回る13度のブレークチャンスを握ったジョコビッチだったが、4度のブレーク。

両者1セットずつ奪い合い、セットカウント1−1。第3セットでジョコビッチは錦織にリードを許し、ゲームカウント3−5とする。ここから王者の力を発揮したジョコビッチは土壇場でブレークバック、その後の第10ゲームではサービスキープに成功した時に雄叫びをあげるなど、自分自身を奮い立たせていた。

しかし、タイブレークでは序盤でダブルフォルトを犯すなどで錦織にリードを許すと同時に凡ミスを犯してしまった事が影響し、第3セットを落としてしまう。

迎えた第4セットの第1ゲームでサービスゲームを落とす。その後も息を吹き返す事が出来なかったジョコビッチは準決勝で姿を消した。

試合後の会見でジョコビッチは「今日はリターンが浅くなってしまった。錦織はそこを見逃さなかったね。それにバックハンドは世界トップレベルだ。彼の動きはとても速く、アグレッシブに攻めてきた。」とコメント。

さらに「短くなったボールをことごとく決められたね。彼は隙のないオールラウンダーだ。彼は新たなレベルに到達した。称賛に値するね。」と錦織を称えた。

ジョコビッチは全米オープンと相性が良く、グランドスラムで初の決勝進出を果たした地がこのニューヨークの地。好調だった2011年にはタイトルを獲得するも、2012年にはマレー、昨年はR・ナダル(スペイン)に敗れてタイトル獲得を逃していた。

今回の対戦でジョコビッチは錦織との対戦成績を1勝2敗とした。

一方、ジョコビッチを下し日本勢初となるグランドスラム決勝進出を果たした錦織は、決勝で第2シードのR・フェデラー(スイス)と第14シードのM・チリッチ(クロアチア)との勝者と優勝を争う。

(コメントはWOWOWから抜粋)




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