テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は6日に行われる準決勝で、第10シードの
錦織圭(日本)が第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)を6-4, 1-6, 7-6 (7-4), 6-3で下し初の決勝に進んだことにより、錦織は8日に発表される世界ランキングで5月に記録した9位を更新し自身、アジア人男子初となる世界ランク8位となることが確定した。
現在同ランク11位の錦織は2,680ポイント保持しており、昨年の同大会1回戦敗退、今年は決勝に進出した事により3,870ポイントとなる。
そのため同ランク8位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)を抜き8位となることが確定している。
錦織が優勝した場合、4,670ポイントとなり5位となる可能性がある。
今季の大会獲得ポイント上位8名が出場できる最終戦、ATPワールドツアー・ファイナル出場の可能性がある錦織は全米オープン前の今季獲得ポイントランキングで10位としており、決勝進出した事により
D・フェレール(スペイン)を抜き5位となる可能性がある。
5位となる条件としては準決勝に進出している第14シードの
M・チリッチ(クロアチア)が優勝しない事が条件となる。
また錦織が優勝した場合、4,475ポイントとなり5位が確定し、4位の
S・ワウリンカ(スイス)と250ポイント差に迫る。
4回戦で第5シードのラオニチ、準々決勝で同ランク4位のワウリンカ、準決勝で同ランク1位のN・ジョコビッチを破った錦織の更なる記録更新に期待がかかる。
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