男子テニスツアーのゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハーレ、芝)は19日、シングルス準々決勝が行われ、3連覇と大会8度目の優勝を狙う第1シード
R・フェデラー(スイス)が
F・マイヤー(ドイツ)を6-0, 7-6 (7-1)のストレートで下し、第8シード
I・カルロビッチ(クロアチア)が待つ準決勝へ順当に駒を進めた。
【最高の質感 限定ウィンブルドンタオル】両者は今回が6度目の対戦となり、フェデラーはマイヤーとの対戦成績を6勝0敗とした。
この試合、第1セットでフェデラーはファーストサービスが入った時のポイント獲得率が100パーセントとし、マイヤーにわずか4ポイントしか与えない完璧なサービスゲームを展開。マイヤーに1ゲームも与えず、このセットを先取する。
続く第2セット、フェデラーに2度のブレークチャンスがきていたが、それを活かせず両者サービスキープでタイブレークへ。そしてフェデラーがタイブレークを制し、1時間4分でストレート勝ちをおさめた。
フェデラーは過去同大会で、2003・2004・2005・2006・2008・2013・2014年と7度タイトルを獲得しており、今回は8度目の優勝と3連覇まであと2勝に迫った。
今大会の1回戦でフェデラーは、
P・コールシュライバー(ドイツ)を大接戦の末に下し、2回戦では
E・ガルビス(ラトビア)にストレートで勝利して準々決勝に駒を進めた。
フェデラーは準決勝で、ビッグサーバーのカルロビッチと対戦する。
両者は過去に13度対戦しており、対戦成績は12勝1敗でフェデラーがリードしているが、どの試合も接戦を強いられている。
フェデラーと準決勝で対戦するカルロビッチは、準々決勝へ向けて「彼(フェデラー)は芝では最高の選手だから、とても難しい試合になるだろう。でも、今日のようなサービスが打てればチャンスはあると思う。」と、自身の好調さをアピールしながらコメントしていた。
36歳のカルロビッチはこの日、準々決勝で第3シード
T・ベルディヒ(チェコ共和国)と対戦し、フルセットの末に勝利したと同時に、3セットマッチの男子シングルス最多サービスエース数の新記録となる45本を叩き出した。
>>ゲリー・ウェバー・オープン対戦表<<>>ゲリー・ウェバー・オープン ダブルス対戦表<<
■関連ニュース■
・錦織 フェデラーら4強決まる・フェデラー 山は準決勝か・大苦戦のフェデラー 辛勝
■最新ニュース■
・エース45本の新記録「嬉しい」・錦織 初決勝かけて第2試合に・錦織 芝で敗れてる45位と対戦