男子テニスツアーのゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハーレ、芝)は19日、シングルス準々決勝4試合が行われ、第1シード
R・フェデラー(スイス)、第2シード
錦織圭(日本)、第8シード
I・カルロビッチ(クロアチア)、ノーシード
A・セッピ(イタリア)がベスト4進出を決めた。大会6日目の20日には決勝進出をかけたシングルス準決勝2試合が行われる。
【最高の質感 限定ウィンブルドンタオル】この日、日本のエース錦織は世界ランク51位
J・ヤノヴィッツ(ポーランド)を6-4, 5-7, 6-3のフルセットで下し、2年連続のベスト4進出を決めた。
大会初の決勝進出をかけて錦織は、準決勝で今大会のダークホース的存在セッピと対戦する。
セッピとは過去3度対戦し、錦織から見て2勝1敗。錦織はセッピにハードコートで2勝しているものの、芝の2013年ウィンブルドンではフルセットで敗れている。
今大会準々決勝でセッピは第4シード
G・モンフィス(フランス)と対戦し、6-1, 1-0とリードした時点でモンフィスの棄権申し入れにより、労せず4強入りとなった。
一方、錦織と反対のトップハーフ(対戦表の上半分)に位置する第1シードフェデラーは、準々決勝で地元
F・マイヤー(ドイツ)に6-0, 7-6 (7-1)のストレートで勝利し、3連覇と大会8度目の優勝へ前進した。
フェデラーは準決勝で、第3シード
T・ベルディヒ(チェコ共和国)をフルセットで破ったカルロビッチと顔を合わせる。フェデラーはカルロビッチとの対戦成績を12勝1敗としている。
この日カルロビッチはベルディヒに7-5, 6-7 (8-10), 6-3のフルセットで勝利すると同時に、3セットマッチの男子シングルス最多サービスエース数の新記録となる45本を叩き出した。
フェデラーと錦織の決勝となれば第1シードと第2シードの激突となり、昨年のゲリー・ウェバー・オープン準決勝が再現される。
大会6日目の20日スケジュールは以下の通り。
第1試合:R・フェデラー(1) vs I・カルロビッチ(8)
第2試合:錦織圭(2) vs A・セッピ
※選手名の横の数字はシード数、WC…主催者推薦、QF…予選勝者、LL…ラッキールーザー、PR…プロテクトランキング
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