- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

フェデラー 会場変更に不安視

先週開催されていた男女共同開催のBNLイタリア国際は、男子はN・ジョコビッチ(セルビア)、女子はM・シャラポワ(ロシア)の優勝で幕を閉じたが、大会主催者は大会会場となっている歴史のあるフォロ・イタリコからローマの主要空港近くの別の場所へ会場を変更したい意向がある事を公にした。

会場の施設に余裕がなくなって来たのと同時に、観戦希望者の増加に伴いチケットの需要も増した事が主な理由となっている。

イタリア・テニス協会のアンジェロ・ビナギー会長は「もうこの場所は小さ過ぎる。テニスへの強い思いが、この大会がイタリアでの最大のスポーツ・イベントへと成長させている。」と日曜日に大会会場で行われた会見で語っていた。

メイン・スタジアムで2010年に建設されたフォロ・イタリコ・スタジアムは10,500人収容可能だが、今となってはそれでは足りないとビナギー氏は加えていた。

今年の総集客数は、最終日の日曜日で20万人を越えると見込まれており、これは昨年の17万5000人を越え、チケットの売り上げでも1000万ユーロ(約1100万ドル、約13億5000万円)となり、これは2014年から23パーセントも増額した。

もしローマが、2024年のオリンピックに立候補するとしたら、全く新しい試合会場とナショナル・トレーニング・センターの建設をビナギー氏は提案しており、それはオリンピックでも使用されるであろうレオナルド・ダ・ビンチ空港の近くに建設する事を望んでいる。

「そう夢見ているのは素晴らしい事でもあり、それが2024年のオリンピック招致へ繋がってくれて、この大会もそれに見合うような場所になってくれたらと願っている。」とイタリア・オリンピック委員会のカルロ・モルナティ事務局長もコメントしていた。

大会はイタリア・テニス協会と、イタリア・オリンピック委員会とによって運営されている。

メイン・スタジアムはイタリア・オリンピック委員会によって建設されたが、当初は更に2000から3000席が加えられる予定であり、そうなれば今のニーズもまかなえる物になっていたかも知れない。そしてスタジアムに屋根を付ける約束も交わされていた。

「毎年、何らかの打開策を練ってきたが、その限度を越えてきてしまった。」とビナギー氏は、イタリア・オリンピック委員会のジオバンニ・マロゴ会長とも話し合いを持ってきた事を明かした。

ビナギー氏は「我々はイタリア・オリンピック委員会との関係を解消するべきか、続けるべきか考える必要がある。」と、率直な気持ちも語っていた。

男子シングルス決勝でジョコビッチに敗れ準優勝に終わったR・フェデラー(スイス)も、近年観客などの増加で会場の狭さが問題になっている全仏オープンなどの歴史のある大会の状況と形容させていた。

「大きな会場へ移動する事が常に賢い選択かどうかは自分でも分からない。」と、フェデラー。

「ただ、テニスと言う競技が良い方向へ向かっているのは素晴らしい事だと思う。毎週訪れる大会で、観客動員数の新記録を見ているし、それを見られるのは気持ちの良いもの。ただ心配なのは、あまりにも大きくなりすぎてしまうと、大会自体の質がどのようになるのか不安になってしまう。」

「この大会や全仏オープン、それにマイアミ大会のような親密でアットホームな大会だからこそ、喜びを感じるものなのかも知れない。誤解しないでもらいたいが、発展にも賛成してはいるが、歴史もここにあるんだ。」と、自身の思いも加えていた。

ビナギー氏の発言は、近年続いている市議会との確執の一部とされる政治的な動きではないかと見られてもいる。

「時にはプレッシャーを払拭したいと願う事がプレッシャーにもなりえるし、政治家に対して“場合によっては移動する準備も出来ているんだ”と言う意思表示なのかも知れない。まだスペースはあるように思えるから、この場所で何か出来るのではないか。」と、フェデラーはコメントを続けていた。

「この大会は大好きです。特別な大会。なぜなら、歴史を感じられるからです。」と語るのは女子シングルスで3度目の優勝を果たしたシャラポワで、新古典派の彫像で囲まれた魅力的なピエトハンジェリ・コートについてコメントしていた。


■関連ニュース■ 

・フェデラー「ジョコ強すぎた」
・2連覇ジョコビッチ「嬉しい」
・シャラポワ 2時間半超えで優勝


■最新ニュース■ 

・錦織らトップ陣が変動
・錦織 わずか10ポイント差で5位
・BNLイタリア国際 男子ドロー
(2015年5月18日13時38分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

11月23日

清水悠太 2年連続慶應チャレンジャー決勝へ (16時53分)

【1ポイント速報】清水悠太 横浜慶應チャレンジャー準決勝 (15時23分)

伊藤あおい 高崎OPでV王手 (14時56分)

SBCドリームテニスFinalに西岡参戦 (14時23分)

清水悠太、坂本怜下し4強 (13時03分)

45歳以上国別対抗戦、日本が準V (11時56分)

元複1位が38歳で引退決断 (9時28分)

オランダ 104年の歴史で初の決勝へ (8時15分)

11月22日

伊藤あおい 4強入り、1日3試合戦う (20時20分)

清水悠太 日本人対決制し8強 (17時29分)

デビスカップ 4強出揃う (16時11分)

モヤ綴るナダル「感謝と労い」 (15時17分)

坂本怜 10代対決制し初の8強入り (14時12分)

【1ポイント速報】慶應チャレンジャー2回戦 (13時57分)

望月慎太郎 ストレート負けで8強ならず (12時11分)

45歳以上国別対抗戦 日本男子がV王手 (9時52分)

“鉄板”シナーで2連勝 連覇狙う伊4強 (8時21分)

米を下した豪 3年連続デ杯4強へ (7時31分)

11月21日

伊藤あおい/齋藤咲良ペア 初戦突破 (19時58分)

ラファエル・ナダル 記録一覧 (18時41分)

あなたも日本テニス界を盛り上げる一員に! (17時02分)

残り3日でまだ1回戦 (15時41分)

クリロナら ナダル引退惜しむ (14時19分)

大坂なおみ カムバック賞の候補に (12時10分)

ドイツ快勝、カナダ下し4強入り (9時57分)

イタリア 11年ぶり5度目のV (8時34分)

11月20日

【20周年特別企画】総選挙!みんなで選ぼう!思い出の試合 (17時44分)

アルカラス「ラファは一人しかない」 (13時16分)

躍進スロバキア 米・豪・英下し決勝へ (12時21分)

ナダル引退「本当にありがとう」 (10時38分)

ナダル「一生懸命夢に向かえばそれが叶う」 (8時48分)

スペイン敗北 ナダルは引退へ (8時05分)

アルカラス 意地のストレート勝利 (5時12分)

ナダル撃破「本当に特別な試合」 (4時17分)

ナダル 引退大会で黒星も闘志 (3時15分)

【1ポイント速報】ナダル 引退大会でシングルス出場 (0時29分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!