3日から開催される男子テニスツアーのマスターズ大会であるムチュア・マドリッド・オープン男子(スペイン/ マドリッド、レッドクレー、賞金総額4,185,405ユーロ、優勝賞金799,450ユーロ)のドローが発表され、
錦織圭(日本)は第4シードとして出場することとなった。
今大会の上位8シードは1回戦免除のため、2回戦からの登場となる。
錦織は初戦となる2回戦で、世界ランク20位の
E・ガルビス(ラトビア)と世界ランク21位の
D・ゴファン(ベルギー)の勝者と対戦する。
錦織とガルビスは、昨年のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデルで1度だけ対戦しており、その時は錦織が勝利をおさめている。
《両者の対戦記事はこちら》ゴファンとは3月に行われたマイアミ・オープン男子の4回戦で1度だけ対戦しており、その時は錦織が快勝して2年連続の準々決勝進出を決めた。
《錦織 2年連続ベスト8進出》錦織は昨年同大会で第10シードとして出場し、3回戦で
M・ラオニチ(カナダ)、準決勝で
D・フェレール(スペイン)を下し、決勝で世界王者の
R・ナダル(スペイン)との対戦に駒を進めた。
決勝では、第1セットを先取してリードするも、途中でメディカルタイムアウトを要求。腰のマッサージを受けるが、第3セットのゲームカウント0-3としたところでやむを得ず途中棄権となった。しかし、苦手意識のあったクレーで自身のプレースタイルを確立し、マスターズ初の準優勝を飾った。
《昨年決勝の記事はこちら》また、今大会には世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)が欠場しているため、第1シードには
R・フェデラー(スイス)、第2シードに
A・マレー(英国)、第3シードにナダル、第4シードに錦織、第5シードにラオニチ、第6シードに
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、第7シードにフェレール、第8シードに
S・ワウリンカ(スイス)となっている。
上位シード勢が順当に勝ち上がった場合、錦織は3回戦で第14シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、準々決勝で第7シードのフェレール、準決勝で第2シードのマレー、そして決勝で第1シードのフェデラーと対戦する可能性がある。
先日のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデルで2連覇を達成した錦織だが、身体の状態に不安が残る中、今回は2連覇した勢いをつけたまま、昨年準優勝だったムチュア・マドリッド・オープン男子で今年こそはマスターズ初優勝を狙う。
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