今年の全日本選手権女子ダブルス初優勝を果たした
田中真梨(日本)がtennis365.netの独占インタビューに応じた。
【田中真梨 独占インタビュー】
-Q.今年を振り返ってみてどうでしたか?
日本リーグが始まって去年は都リーグから出場していて、会社の目標としてリーグ優勝を目指していて、それが2月にあって準優勝という形で終わってしまってみんな悔しいところから今年はスタートでした。
でもそこから次も日本リーグがんばりましょうという話になり、そこから二宮選手(
二宮真琴(日本))ともダブルスを組むようになって、今年の全日本選手権優勝を目標にしました。一緒に出られる大会は一緒に組みました。周りの人でもそこまで一緒に組み続けるチームもなかなかいないのですが、ずっと組み続けることでチームワークが良くなりました。一番印象に残っているのはもちろん全日本選手権で、目標としている大会で優勝できたことが良かったと思います。
二宮選手とはゴーセンカップ・スウィングビーチ牧之原国際レディース オープンテニストーナメント、浜松三ヶ日国際レディース トーナメントで全部準優勝で、本当はいいイメージで全日本に臨むのが一番だったのですが、二人とも気落ちしていたところもあったのですが最終的に良かったかもしれません。
前に比べてコンスタントに勝てるようになって来ました。前は大きな大会で1回戦で負けたりすることがあったのですが、試合数をこなせたことが自分にとってプラスになり、やっていくうちに勝ち癖がついてきたので結果につながったのかと思います。
-Q.以前と比べて良くなったところはありますか?
オンとオフの切り替えがいい意味で上手くなってきました。遊ぶときは遊んで、テニスをする時はするという。それでよりテニスに集中に出来るようになって来ました。
前は試合があるから休まないといけない。みたいなところがあって休んでいるのに疲れてしまうことがありました。
-Q.習慣やゲン担ぎなどありますか?
出来ない時が怖いのであまりしないようにしています。
気を付けていることと言えば食事くらいですね。
-Q.今年一番思い出に残っている試合は?
イギリスのウォキングでダブルス優勝した時です。この時5週くらい大会が続いていて、タイ、中国に2週間行って、イギリスに2週間行ってその時最後の方はすごく疲れていて、でもその時に同い年の宮崎選手(
宮崎優実(日本))とダブルス組んで多分初めてだと思うのですが、疲れていた中でも優勝できて嬉しかったです。
宮崎選手も同じような状況で、でも私の方が疲れているのを見せていて(笑)、決勝も全然足が動かなくて、優実が頑張ってくれて、その中で結果を残せて良かったです。
この状況でも勝てるようになったのが勝ち癖に続いていると思います。
※取材内容は3本に分けて配信。(次回配信は12月11日)
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