男子テニスの下部大会である慶應チャレンジャー国際テニストーナメント(日本/ 神奈川県、ハード、賞金総額5万ドル/優勝賞金7千2百ドル)は14日、男子シングルス準々決勝4試合、ダブルス準決勝2試合が行われ、シングルス第1シードの
伊藤竜馬(日本)は第8シードのH・チュン(韓国)に4-6, 2-6のストレートで敗れ、準決勝進出を逃した。
この試合、伊藤竜馬は3度のブレークを許し、チュンから第1セット2度のブレークチャンスをつかむが活かすことが出来ず、第2セットではブレークチャンスすら作ることが出来なかった。伊藤竜馬は2年連続でベスト8となっている。
伊藤竜馬を下したチュンは現在世界ランク183位で18歳。昨年のウィンブルドンジュニアでは準優勝を果たしており、その時は今年のウィンブルドンでベスト8進出の
N・キリオス(オーストラリア)や10月に行われたスイス・インドア準々決勝で
R・ナダル(スペイン)を下したB・コリッチらを下している。
今年8月にバンコクで行われた下部大会では準決勝で
添田豪(日本)を下し優勝している。
勝利したチュンは準決勝で第4シードの
A・クドリャフツェフ(ロシア)を下した
J・ミルマン(ロシア)と対戦する。
また、注目の日本勢対決となった第2シードの添田豪と第7シードの
西岡良仁(日本)の対戦は6-2, 6-2のストレートで添田豪が下し、実力を見せつけた。
添田豪は昨年の同大会で準優勝しており、2年連続準決勝進出となる。
勝利した添田豪は準決勝で
Z・ザン(中国)(中国)を下した
K・エドモンド(英国)(英国)と対戦する。
この日に行われた結果は以下の通り:
【シングルス準々決勝】
○H・チュン(8)
vs ●伊藤竜馬(1) 6-4, 6-2
○J・ミルマン
vs ●A・クドリャフツェフ(4) 6-3, 6-2
○K・エドモンド
vs ●Z・ザン 5-7, 6-3, 6-4
○添田豪(2)
vs ●西岡良仁(7) 6-2, 6-2
【ダブルス準決勝】
○M ・ダニエル(ニュージーランド)/ A・シタク(ニュージーランド)組(1)
vs ●H ・リー(台湾)/
D・ウドムチョク(タイ)組 6-4, 6-3
○
B・クラーン(アメリカ)/
M・レイド(オーストラリア)組
vs ●MX・ゴン(中国)/ HS ・ペン(台湾)組(3) 6-3, 6-7 (5-7), 10-7
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