男子テニスの上位8選手によって争われる今季の最終戦、バークレイズATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ ロンドン、賞金総額650万ドル)は11日、グループBの予選ラウンドロビン2試合目が行われ、第4シードの
錦織圭(日本)は第2シードの
R・フェデラー(スイス)に3-6, 2-6のストレートで敗れ、準決勝進出に向け1勝1敗とした。
第1セットを1度のブレークから落とした錦織は、第1セットを終え、右手首のマッサージを受け第2セットを続けた。
錦織のサービスで始まった第2セット、第1ゲームをこの試合初めてラブゲームでサービスキープに成功する。
第3ゲーム、4度目のダブルフォルトから15-30とフェデラーにリードを許すと、30-40の場面で再びブレークを許しフェデラーにリードを許す。
第7ゲームでは、フェデラーのブレークチャンスを1度しのぐが最後は5度目のダブルフォルトでこのセット2度目のブレークを許す。
第8ゲームで錦織はブレークチャンスを掴むもフェデラーの好プレーを前に活かすことができず、フェデラーがサービスキープし、1時間9分でフェデラーが勝利した。
両者は5度目の対戦となり、錦織はフェデラーに2勝3敗とした。
錦織は今大会予選ラウンドロビン1試合目で
A・マレー(英国)を下し、フェデラーに敗れグループの上位2名が進出できる準決勝に向けて1勝1敗とした。
《錦織vsマレー 予選ラウンドロビン1試合目》またフェデラーは
M・ラオニチ(カナダ)と錦織を下し、7度目の優勝に向けて2勝目を上げた。
《フェデラーvsラオニチ 予選ラウンドロビン1試合目》今大会グループAには
N・ジョコビッチ(セルビア)、
S・ワウリンカ(スイス)、
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、
M・チリッチ(クロアチア)がおり、グループBにはR・フェデラー、錦織圭、A・マレー、M・ラオニチが出場している。
予選ラウンドロビンを1勝する度に200ポイントが付与され、各グループの上位2名が準決勝に進出することができ、決勝に進出するとさらに400ポイント、優勝するとさらに500ポイントが付与され、全勝優勝の場合1500ポイント付与される。
また今大会の賞金は出場者に15万5千ドル(約1736万円)、予選ラウンドロビン1勝につき15万5千ドル(約1736万円)、全勝優勝した場合207万5千ドル(約2億3千万円)が与えられる。
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