男子テニスで9日から行われるバークレイズATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ ロンドン、賞金総額650万ドル/ 優勝賞金総額192万ドル)で、大会第2シードで出場する
R・フェデラー(スイス)はグループBに入っており、
A・マレー(英国)と
錦織圭(日本)、先日行われたBNPパリバ・マスターズで初めて敗れた
M・ラオニチ(カナダ)と対戦する。
フェデラーは今大会の結果とデビスカップ決勝の成績によっては世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)を抜き、6度目となる世界ランキング1位でシーズンを終える可能性がある。
2013年は背中の怪我で良い結果を残せなかったフェデラーは、今年のウインブルドンで準決勝と、5度のタイトルを獲得し調子を取り戻すことができた。
今年33歳のフェデラーに長い選手生活について聞いたところ、「体を強くするために努力を重ねてきました。そして体を理解することです。理解するというのは、怪我しそうな時や長期に試合できそうな時両方を理解し、バランスを取ることでハングリー精神を保つようにしているんだ。」と続けた。
フェデラーは錦織やチリッチと同じく、今大会初出場となるラオニチとの初戦で、7度目のバークレイズATPワールドツアー・ファイナルズのタイトルへの挑戦が始まる。
グループAにはN・ジョコビッチと全豪オープンで優勝した
S・ワウリンカ(スイス)、全米オープンで優勝を果たした
M・チリッチ(クロアチア)と
T・ベルディヒ(チェコ共和国)がおり、世界ランク3位の
R・ナダル(スペイン)は、虫垂炎の手術を受けたため、今回のツアー・ファイナルズを欠場している。
■関連記事■ ・ジョコビッチ 息子が原動力・マレー最終戦 「ファン取り戻す」・錦織 最終戦の初戦はマレー・ナダル退院 「簡単な普通の手術」・フェデラー デ杯初優勝なるか
■関連動画■ ・2週連続優勝を狙う錦織が凱旋試合で宿敵ラオニチと激突!・全米オープン準優勝に日本中が熱狂した錦織人気を特集!