男子テニスの今季最後を飾るATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ ロンドン、賞金総額650万ドル/ 優勝賞金総額192万ドル)は11日に行われるグループBの予選ラウンドロビンで
A・マレー(英国)と
M・ラオニチ(カナダ)が対戦する。
両者は過去に4度対戦しており、対戦成績は3勝1敗とラオニチがリードしている。
直近の対戦となったのは今年3月に行われたBNPパリバ・オープン男子4回戦で、その時は逆転でラオニチがマレーを下してベスト8進出を決めた。
《両者の直近の対戦記事はこちら》マレーが最後にラオニチに勝利したのは、2012年の全米オープンとなっており、今回ラオニチを下すと約2年ぶりの勝利となる。
世界ランク6位のマレーは、先日行われたBNPパリバ・マスターズ3回戦で
G・ディミトロフ(ブルガリア)を下し、最終戦出場権を自らの勝利で手にした。
過去同大会では、2008年から2013年と6年連続で出場を決めているが、昨年は腰の手術の影響で欠場を余儀なくされた。
今大会の予選1試合目では錦織と対戦し、過去に3戦してきて全勝していたが、今回初めて錦織に敗れた。
一方、世界ランク8位のラオニチは、先日行われたBNPパリバ・マスターズの準々決勝で
R・フェデラー(スイス)と対戦し、初めてラオニチはフェデラーから勝利をあげた。そして同大会で
錦織圭(日本)が
D・フェレール(スペイン)を下したことにより、ラオニチは初の最終戦出場の切符を手にした。フェデラー戦でラオニチが敗れていた場合、最終戦出場を逃す形となっていた。
《ラオニチ 「最も大きな勝利」》今大会の予選1試合目でラオニチはフェデラーと対戦。フェデラーにBNPパリバ・マスターズでのリベンジを許して予選での成績を1敗とし、今回マレーとの対戦となった。
両者の試合は、日本時間12日5時以降(現地時間11日20時以降)に開始予定で、第4試合に組まれている。
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