男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は1日にシングルス準々決勝が行われ、第7シードの
A・ルブレフが大会2連覇中だった第2シードの
C・アルカラス(スペイン)を4-6, 6-3, 6-2の逆転で破り、初のベスト4進出を果たした。
>>【動画】ルブレフ 2連覇中のアルカラス撃破の瞬間!<<>>メドベージェフ、ルブレフらマドリッドOP組合せ<<26歳で世界ランク8位のルブレフが同大会に出場するのは4年連続4度目。最高成績は2022年の8強となっていた。
今大会前までマッチ4連敗と不調に陥っていたルブレフだったが、今大会は初戦の2回戦で予選勝者で世界ランク136位の
F・バグニス(アルゼンチン)、3回戦で第27シードの
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)、4回戦で第24シードの
T・フリークスポール(オランダ)を下し準々決勝に駒を進めた。
この日の準々決勝、第1セットを落としたルブレフだったが、第2セット以降はファーストサービス時に8割を超える確率でポイントを獲得しアルカラスにブレークを与えず、リターンゲームでは第2セットで1度、第3セットで2度のブレークに成功し、1時間59分で4強入りを決めた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはルブレフのコメントが掲載されている。
「今日はサーブに何度も助けられたと思う。鍵となったのは、試合中ずっと完全に冷静だったことだ。たとえ負けていても一言も発さなかった。それが鍵だったし、最後のほうはよりいいサーブが打てた。序盤はサーブがあまりよくなかったけど、第1セットの後は少しずつよくなって、最後はとてもいい仕上がりになった」
「6週間まったく勝てなかった。だから、何も考えない方がいいんだ。これはほんの一瞬のことで、誰にでもあることなんだ。誰もがこのような瞬間を経験しているが、最も重要なことは努力し続け、改善し続けることなんだ」
勝利したルブレフは準決勝で第12シードの
T・フリッツ(アメリカ)と対戦する。フリッツは準々決勝で第21シードの
F・セルンドロ(アルゼンチン)を下しての勝ち上がり。
一方、敗れたアルカラスは大会3連覇を目指していたが準々決勝で姿を消した。
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