男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は29日、シングルス3回戦が行われ、第1シードの
J・シナー(イタリア)が世界ランク72位の
P・コトフを6-2,7-5のストレートで破り、2022年以来2年ぶり2度目のベスト16進出を果たした。
>>シナー、アルカラスらマドリッドOP組合せ<<>>西岡 良仁、ダニエル 太郎らサルデーニャOP組合せ<<22歳のシナーは今季、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)やマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)など3つのタイトルを獲得。今大会参戦前まででマッチ勝敗25勝2敗と圧倒的な成績を残している。
今大会は初戦の2回戦で世界ランク52位の
L・ソネゴ(イタリア)を6-0, 6-3のストレートで撃破。マッチ26勝目をあげて3回戦に駒を進めた。
この試合、シナーは3本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに71パーセントの確率でポイントを獲得。コトフに3度のブレークを許しながらも、自身はそれを上回る6度のブレークに成功し、1時間38分で勝利した。
シナーは試合後に腰の違和感を訴えており、男子プロテニス協会のATP公式サイトには同箇所の痛みについてコメントが掲載された。
「腰の右側の調子が少し悪いんだ。解決策を探しているところだけど、深刻なものではないと思う。今日みたいに痛むときもあるし、少し良くなる日もある。僕には良いチームがついているし、明日に向けて体を動かしてみるよ」
腰の痛みを抱えるシナーは4回戦で第16シードの
K・ハチャノフと対戦する。ハチャノフは3回戦で世界ランク64位の
F・コボッリ(イタリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第3シードの
D・メドベージェフや第5シードの
C・ルード(ノルウェー)、第17シードの
A・ブブリク(カザフスタン)、そして元世界ランク1位の
R・ナダル(スペイン)らが16強入りを決めている。
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