男子テニスツアーのエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、ハード、賞金総額約59万ユーロ/優勝賞金約9万4千ユーロ)は16日、シングルス2回戦に第2シードの
A・マレー(英国)が登場し、ベスト8進出をかけて
V・ポスピシル(カナダ)と対戦する。
両者は今回が初めての対戦となり、マレーは大会初の優勝を狙う。
現在、上位8名が出場出来る最終戦のランキングで10位のマレーは、8位の
M・ラオニチ(カナダ)との差が95ポイントで、9位の
D・フェレール(スペイン)とは60ポイント差となっている。
また、最終戦ランク5位の
錦織圭(日本)とは、610ポイント差とラオニチやフェレールと比べると差が大きくひらいてる。
ATPワールドツアー・ファイナル6度目の出場を狙うマレーは、今大会、さらに翌週以降に行われる大会で好成績を残すことが必須となるが、今大会には最終戦ランク9位のフェレールが第1シードとして出場。他には最終戦ランク8位のラオニチがロシアで行われているクレムリン・カップに出場している。
さらに、7位の
T・ベルディヒ(チェコ共和国)は、イフ・ストックホルム・オープンに第1シードとして出場している。
マレーと205ポイント差で次につけている11位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)は、大会2連覇を狙いイフ・ストックホルム・オープンに出場している。
現時点で最終戦出場が確定しているのは、1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)、2位の
R・フェデラー(スイス)、3位の
R・ナダル(スペイン)、4位の
S・ワウリンカ(スイス)となっている。
また、同日行われるシングルス2回戦には、第1シードのフェレールと
T・カムケ(ドイツ)、第3シードの
F・ロペス(スペイン)と
T・ベルッチ(ブラジル)、第5シードの
L・ロソル(チェコ共和国)と
V・トロイキ(セルビア)、
B・ベッカー(ドイツ)と
R・ハーセ(オランダ)の試合が組まれている。
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