男子テニスで元世界ランク4位の
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)は、コーチとメディカルチームとの厳密な話し合いの結果、手首の手術からの回復を引き延ばすとの決意を火曜日に発表した。
デル=ポトロはシドニーで行われた今季最初の大会であるアピア国際男子で優勝を収めて幸先の良いスタートを切った。しかし、3月24日に損傷した手首の手術を受けることになったデル=ポトロはアピア国際男子以外、3つの大会に出場して7勝3敗という記録で今シーズンを終えた。
自身のフェイスブックでデル=ポトロは「手首の手術からの回復と全体的に好調なフィジカル状態になっているが、私は残りの大会に出場しないことを決意した。」
「というのは、私は今100パーセントの状態ではないので、2015年に良いカムバックを出来るように、気長に慎重に取り組んでいきたいと考えたからです。」
「みなさんのサポート、心遣いが今までももちろん、これからの自分自身のキャリアには最も重要なものである。心から感謝を申し上げると共に、来年において自身の最高のプレーを通して、皆様に恩返しできると願っています」と綴った。
デル=ポトロは4年前に右手首の手術を受けたが、翌年2011年のATPワールドツアーアワードのカムバック賞を受賞した。
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