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男子テニスツアーのドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権男子(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード)は25日、シングルス1回戦が行われ、第2シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)がS・デウバーマン(インド)との1回戦に登場したが、第1セットを6-7 (3-7)で落とした時点で左手首の怪我を理由に途中棄権を申し入れ、初戦で姿を消した。
今季デル=ポトロはアピア国際男子で優勝を飾り幸先の良いスタートを切ったものの、その頃から左手首の痛みがあった。
2009年の全米オープンでグランドスラム優勝を飾っているデル=ポトロは、翌年に右手首を痛め手術を必要としてツアー離脱。当時、男子テニスツアーを牽引していたR・フェデラー(スイス)やR・ナダル(スペイン)の2強に食い入る実力があると言われながらも、怪我で戦線離脱していた。
「あまり良い状態ではない。左手首の痛みが酷い。誰もが4年前の右手首の事を知っている。今日は試合をするのが厳しい状況だった。やれる事は全てやったが、本来のプレーをする事は出来なかった。」と、試合後に受けたインタビューでも落胆の色は隠せなかった。
全豪オープンでは、その痛みから2回戦敗退を喫していたデル=ポトロは、直後に右手首の手術をしてもらったアメリカのミネソタ州にいるリチャード・バーガー医師の元を訪れていた。バーガー医師は理学療法をすすめたために手術を受けずに治療に専念していた。
デル=ポトロはこの日の敗戦後もバーガー医師を再び訪ねる事を決意していると明かした。
タイブレークにもつれた第1セットは、試合が進むにつれてデル=ポトロが左手首に異常が明らかだった。
デル=ポトロはゲームカウント6-5とリードした後のデウバーマンのサービスゲームでは0-40と3本のセットポイントを握っていた。しかし、それをとり切れず、タイブレークの末に第1セットを落としてしまう。
第1セットを先取していたら試合を続けていたかと質問されたデル=ポトロは「いや、そうは思わない。出来なかったと思う。かなりの痛みがあったから。」と、試合続行が不可能なほどの痛みだった事も語っていた。
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