男子テニスで3月に左手首の手術を受け、現在はリハビリ中の世界ランキング8位の
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が、自身のフェイスブックにバックハンドの練習をしている動画をアップした。
デル=ポトロは、2月のドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権男子の1回戦で、左手首の痛みが酷いということで途中棄権を申し入れていた。
その後デル=ポトロは、2010年に右手首を痛めて手術を受けた時と同じ医師に手術をしてもらうことを決断。今年の3月にアメリカはミネソタ州で手術を受けた。2010年に右手首の手術を受けた時は、約8ヶ月のツアー離脱を要していた。
《デル=ポトロ手術の記事はこちら》手術後は、自身のフェイスブックに練習している動画やトレーニングしている写真などをアップしており、先日は新しい黒のラケットを使用して練習している姿の動画をアップしていた。
普段バックハンドを両手打ちのデル=ポトロは、片手でバックハンドを打っている練習動画をアップしており、手術した左手は時折添える程度だった。
《デル=ポトロ 黒ラケットの記事はこちら》しかし、今回アップした動画では、面を合わせる程度だがバックハンドを両手打ちで練習をしている姿がおさめられていた。
現在、手術後約4ヶ月しか経っていないデル=ポトロだが、今季最後を飾るグランドスラムである全米オープンにエントリーしていると大会側が発表している。デル=ポトロは、2009年の全米オープンでグランドスラム初のタイトル獲得を果たしている。
また、
錦織圭(日本)や
S・ワウリンカ(スイス)、
M・ラオニチ(カナダ)らが出場する9月27日から始まる楽天ジャパン・オープンにもデル=ポトロは出場を予定している。
約1ヶ月後には全米オープンが開催されるが、その時にはどのようなテニスを見せてくれるのか、今後の復帰と活躍に期待がかかる。
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