テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は31日、男子シングルス3回戦が行われ、第1シードの
R・ナダル(スペイン)が
L・マイェール(アルゼンチン)を6-2, 7-5, 6-2で下し、4回戦進出を決めた。
この試合、ナダルはファーストサービスが入った時70パーセントの確率でポイントを獲得し、マイェールから7度のブレークに成功し2時間17分で勝利した。
第1セットは完全にナダルのペースで2度のブレークに成功しこのセットを先取する。
第2セット以降、ナダルのボールにマイェールが合うようになり、第8ゲームにはブレークを許すも第11ゲームで再びブレークに成功し第2セットを奪う。
第3セット、第1ゲームナダルのブレークで始まるが続く第2ゲームでマイェールにブレークバックを許す。しかしその後2度のブレーク成功し、最後は回り込んでフォアのダウンザラインを決めて勝利した。
ナダルは腰にテーピングを施して試合に臨んでいたが見る限りでは支障は無かった。
この勝利により、ナダルは全仏オープン31連勝とした。
両者は3度目の対戦となり、ナダルはマイェールに3勝0敗とした。
勝利したナダルは4回戦で
J・ソック(アメリカ)と
D・ラヨビッチ(セルビア)の勝者と対戦する。
ナダルは2005年の初出場から10年連続4回戦進出している。
そして全仏オープンでR・ソデルリングに唯一敗れたのは、2009年は4回戦敗退となっている。
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