テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は30日、男子シングルス3回戦が行われ、第4シードの
R・フェデラー(スイス)が第31シードの
D・ツルスノフ(ロシア)に7-5, 6-7 (7-9), 6-2, 6-4で下し4回戦進出を果たした。
この試合、フェデラーはファーストサービスが入った時80パーセントと高い確率でポイントを獲得し、ツルスノフから4度のブレークに成功し3時間7分で勝利した。
第2セットまでは好調のツルスノフを相手に、両者ほぼ互角の試合を繰り広げ、第1セットはフェデラーが1度のブレークに成功し、第2セットはツルスノフがタイブレークを競り勝ちセットカウント1-1とした。
第3セット、ツルスノフは左足の違和感のためメディカルタイムアウトを要求。その足の影響もあり第3セットは6-2でフェデラーがセットを取る。
第4セットはフェデラーが9度のブレークチャンスからようやく1度ブレークに成功し、粘るツルスノフを撃破した。
両者は5度目の対戦となりフェデラーはツルスノフに5戦全勝とし、初のクレーでの対決を制した。
勝利したフェデラーは4回戦で
R・シュティエパネック(チェコ共和国)を6-3, 6-2, 7-5のストレートで下した第18シードの
E・ガルビス(ラトビア)と対戦する。
フェデラーは10年連続12度目の4回戦進出を果たした。
そして3回戦を勝利した時点でフェデラーはグランドスラム全てで60勝以上達成という偉業を達成し、改めて全サーフェースで強いことを証明した。
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