テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は1日、ジュニア部門の女子シングルス1回戦が行われ、第11シードの
日比万葉(日本)がS・トミック(オーストラリア)を6-1, 6-3のストレートで下し、2回戦進出を決めた。
第11シードで出場の日比万葉は全米オープン・ナショナル・プレーオフで見事優勝を飾り、全米オープン予選の出場枠を獲得していた。
プレーオフの優勝で獲得した出場権によって出場した全米オープン予選では、1回戦でA・キック(アメリカ)に勝利、続く2回戦では
An・ロディオノワ(オーストラリア)に4-6, 2-6で敗れた。
17歳の日比万葉は今年、ITFサーキットで2大会連続の優勝を飾り、7月には自己最高ランクの247位を記録する目覚ましい成長を見せている。
また、この日1回戦に登場した
奥野彩加(日本)は、主催者推薦で出場のK・ステワート(アメリカ)に1-6, 3-6のストレートで敗れた。
この他の日本勢では、山本ひかり(日本)が第4シードのB・クレジェコバ(チェコ)と1回戦で対戦する。
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