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男子テニスツアーのマスターズ大会であるロジャーズ・カップ男子(カナダ/モントリオール、、ハード)は7日、シングルス2回戦が行われ、ウィンブルドンで悲願の地元優勝を飾った世界ランク2位で第2シードのA・マレー(英国)が、その優勝以来となる公式戦の場に登場し、M・グラノジェルス(スペイン)を6-4, 7-6 (7-2)のストレートで下して3回戦進出を決めた。
今大会は上位シード8選手が1回戦を免除されているため、この日の2回戦が初戦だったマレーは、ウィンブルドン優勝から1カ月ぶりとなる公式戦を勝利で飾った。
「試合前はとても緊張していた。でも、それは良いサインだった。前へ進む準備はしっかり出来ていたし、ウィンブルドンでの優勝を考え過ぎないようにして、今は全米オープンへ向けてしっかり集中出来ているんだ。」
「もし今日負けていたら、ちょっと気持ちが折れてしまったかもしれない。全米までの数週間で、試合をこなしていけばいくほど良い状態になるはずさ。どれだけ練習を積んでも、実際にコートに立つのとは違うからね。」
今後マレーは、来週から開催されるW&Sマスターズと、今季最後のグランドスラムである全米オープンへ出場する予定。昨年の全米オープンでは、グランドスラム初タイトルを獲得した。
マレーはベスト8入りをかけて、第13シードのF・フォニュイーニ(イタリア)を6-3, 1-6, 6-1で下したE・ガルビス(ラトビア)と3回戦で顔を合わせる。
この日行われた試合は以下の通り。
○A・マレー(2) vs. ●M・グラノジェルス, 6-4, 7-6
●F・フォニュイーニ(13) vs. ○E・ガルビス, 3-6, 6-1, 1-6
○V・ポスピシル(カナダ) vs. ●R・シュティエパネック(チェコ共和国), 6-2, 6-4
●S・ワウリンカ(スイス)(8) vs. ○B・ペール(フランス), 2-6, 6-7
○T・ベルディフ(チェコ共和国)(5) vs. ●A・ドルゴポロフ(ウクライナ), 6-3, 6-4
●F・ペリオ vs. ○D・イストミン(ウズベキスタン), 3-6, 6-3, 3-6
○R・ナダル(スペイン)(4) vs. ●J・レヴィン(アメリカ), 6-2, 6-0
●T・ハース(ドイツ)(10) vs. ○M・マトセビッチ(オーストラリア), 0-5 (途中棄権)
○J・ヤノヴィッツ(ポーランド)(15) vs. ●F・ダンチェビッチ(カナダ), 7-6, 3-6, 6-4
○N・ダビデンコ(ロシア) vs. ●P・アンドゥハル(スペイン), 6-1, 4-6, 6-3
○M・ラオニチ(カナダ)(11) vs. ●M・ヨージニ(ロシア), 6-4, 6-4
●D・フェレール(スペイン)(3) vs. ○A・ボゴモロフJR(ロシア), 2-6, 4-6
○J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)(6) vs. ●I・ドディグ(クロアチア), 6-4, 4-6, 7-5
《ロジャーズ・カップ男子 対戦表》
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