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男子テニスツアーのマスターズ大会であるロジャーズ・カップ男子(カナダ/モントリオール、ハード)は7日、シングルス2回戦が行われ、元世界21位のE・ガルビス(ラトビア)が第13シードのF・フォニュイーニ(イタリア)を6-3, 1-6, 6-1のフルセットで下すシードダウンを演出し、3回戦進出を決めた。
第1セットでガルビスは、ファーストサーブが入った時に75パーセントの確率でポイントを獲得、さらにフォニュイーニのサービスゲームを2度ブレークし、ゲームカウント6-3でこのセットを先取した。
第2セットではフォニュイーニが巻き返し、3度握ったブレークチャンスのうち全てをブレークに結びつけゲームカウント6-1でセットを奪取、勝負は最終セットにもつれた。
勝負が決まる最終セットで、流れを掴んだのはガルビスだった。自身のサービスゲームでガルビスはフォニュイーニに1度もブレークを許さず、2度のブレークを成功させ、1時間42分の熱戦をものにした。
ガルビスは昨シーズンはスランプに陥り、世界ランキングで2006年以来となるトップ100圏外でシーズンを終えたが、現在は38位にまで戻してきている。
またガルビスは2月のデルレイビーチ国際で優勝するまでは、引退も考えたと話していた。
勝利したガルビスは、3回戦で第2シードのA・マレー(英国)と対戦する。マレーは2回戦でM・グラノジェルス(スペイン)に6-4, 7-6 (7-2)で勝利しての勝ち上がり。
ガルビスとマレーは過去5度対戦し、ガルビスは5連敗を喫している。両者は今回が6度目の対戦となる。
マレーは、今年のウィンブルドンで英国人男子では77年ぶりとなる悲願の地元優勝する快挙を達成している。
一方、ガルビスに敗れたフォニュイーニは、先週行われたクロアチア・オープン決勝でT・ロブレド(スペイン)にストレートで敗れるまで、2大会連続優勝と13連勝で好調を示していた。
この日行われた試合は以下の通り。
○A・マレー(2) vs. ●M・グラノジェルス, 6-4, 7-6
●F・フォニュイーニ(13) vs. ○E・ガルビス, 3-6, 6-1, 1-6
○V・ポスピシル(カナダ) vs. ●R・シュティエパネック(チェコ共和国), 6-2, 6-4
●S・ワウリンカ(スイス)(8) vs. ○B・ペール(フランス), 2-6, 6-7
○T・ベルディフ(チェコ共和国)(5) vs. ●A・ドルゴポロフ(ウクライナ), 6-3, 6-4
●F・ペリオ vs. ○D・イストミン(ウズベキスタン), 3-6, 6-3, 3-6
○R・ナダル(スペイン)(4) vs. ●J・レヴィン(アメリカ), 6-2, 6-0
●T・ハース(ドイツ)(10) vs. ○M・マトセビッチ(オーストラリア), 0-5 (途中棄権)
○J・ヤノヴィッツ(ポーランド)(15) vs. ●F・ダンチェビッチ(カナダ), 7-6, 3-6, 6-4
《ロジャーズ・カップ男子 対戦表》
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